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教会からのお知らせ

洛北ブロック司祭団からのメッセージ

2021年05月11日 - サイト管理者

洛北ブロックの皆様へ

聖霊降臨の主日に向けて、コロナ禍の中、不安を抱えながらお過ごしのことと思います。

今、京都府は緊急事態宣言下であり、5月31日まで宣言も延長されました。このような困難な状況の中て、ミサや集会を中止することも余儀なくされています。今は、従来のコロナウイルスから、イギリス変異株に取って代わり、広い年齢層に亘って、感染、重症化のリスクも高まり、より徹底した感染対策が求められています。京都市内の病床の逼迫度も高まり、入院が出来なくなり、ホテル療養や自宅待機が求められるようになってきています。また、新たなインド変異株の流入、日本固有の変異株も出てきています。このような、状況下の中で、5月末に緊急事態宣言が解除されたとしても、近々に、ミサを再開することが出来るかどうかは、ワクチン接種の進捗状況を視野に入れ、そのときの状況に応じて、判断をしていかなければならないと思います。

皆様には、教会活動の中心であり、頂点であるミサが中止され、様々な思いを抱えておられることと思います。しかし、わたしたちが大切にしたいのは、教会という制度や典礼という儀式ではなく、ひとり一人のいのちです。今までの教会は、主日に集まり、ミサを祝うことで、教会としての自己表現をしてきました。しかし、コロナ禍の中で、わたしたちの今までの教会のあり方が問われることとなりました。日曜日に集まることで共同体になったつもりになり、ミサの中で聖体拝領をすることで主日の義務を果たせると思っていました。しかし、コロナ禍の前では、そのような教会のあり方は通用しなくなりました。そのように教えてきた責任は、教会、司祭にあり、真摯に反省しなければならないと思います。そもそも、教会は、「エクレジア(集められたもの)」です。復活されたイエスさまと出会い、イエスさまに呼び集められた信仰共同体です。それは、イエスさまが、最後の晩餐の席で残された、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」ということばを生きる共同体となり、現代社会に対して“生きた秘跡”となることに他なりません。

今、わたしたちに求められていることは、夫々が派遣されている生活の場で、キリスト者として生きることです。そして、目に見える方法で集まることが出来なくても、教会共同体の交わりを大切にしていくことだと思います。わたしたちの洛北ブロックには、幸いにも地区制があったり、連絡網が整備されていて、目に見える形で集まることは出来なくても、お互いに繋がっていることを確認することが出来ます。わたしたちは、集まることが出来なくても、教会共同体です。皆様には、その繋がりを実感できるように、ひとり一人工夫し、意識して頂きますようにお願いいたします。また、特に一人住まいの方や助けを必要としている兄弟姉妹への配慮を、改めてお願いしたいと思います。今こそ、わたしたちが教会共同体として、お互いに声を掛け合うこと、支え合うこと、助け合うこと、分かち合うことを大切にしていくときだと思います。そのようなわたしたちの生き方を、教会は、感謝の祭儀、ミサとして祝ってきたのです。今、まさに、わたしたちが、夫々に遣わされた場において、自分自身が、“ミサ”、“感謝の祭儀”、“生きた秘跡”、となるようにチャレンジを受けています。今まで行ってきた儀式としての秘跡は、生きられた秘跡とならないのであれば、それは単なる儀式で終わってしまいます。そのような教会であれば、社会への影響力を失い、やがて消滅してしまいます。

今、わたしたちひとり一人が感染防止に努めつつ、誰ひとりとして取り残され、排除されることがない共同体、社会を目指して歩んでいけるように、皆様とともに夫々の生き方を見直していく機会としていきたいと思います。わたしたちも、皆様のために祈りを捧げております。

2021年5月11日  
洛北ブロック司祭団

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