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教会からのお知らせ

年間第23主日の福音と勧めのことば

2021年09月05日 - サイト管理者

♰主の平和

9月に入りました。
秋の虫の声が聞こえ、朝夕涼しい風が吹き、田んぼの稲も実ってきました。
気温の変化の大きい日が続いていますので、どうぞご自愛ください。

■9月の第1日曜日は「被造物を大切にする世界祈願日」です。
地球規模の環境悪化が進む中、自然を破壊することなく、「わたしたち皆の家」である地球を大切にし、調和のうちに発展していくことができるよう、この日、全世界のカトリック教会で祈りがささげられます。

■9月1日~10月4日は、「すべてのいのちを守るための月間」です。
これは、2019年に来日した教皇フランシスコ訪日にこたえて、定められました。
教皇フランシスコは、2015年に、エコロジーをテーマとした回勅『ラウダート・シ』を発表し、世界中に環境危機に対するための緊急アピールをしました。
わたしたちの地球がその本来の美しさを取り戻し、被造物が神の計画のもとに再び輝くよう、皆がそれぞれの文化と経験、各自の率先した行動や能力をとおして協力することを期待されています。
すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」を共に捧げましょう。

■京都司教区福音宣教企画室作成の動画「すべてのいのちを守るための月間」をご覧ください。

■京都みんなで捧げるミサ 年間第23主日のミサの司式はユン神父様です。

カトリック高野教会

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年間第23主日 福音朗読 マルコによる福音(マルコ7章31~37節)

[そのとき、]イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。そこで、イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは、「開け」という意味である。すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきり話すことができるようになった。イエスは人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。しかし、イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。そして、すっかり驚いて言った。「この方のなさったことはすべて、すばらしい。耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる。」

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<勧めのことば> 洛北ブロック担当司祭  ユン・サンホ

今日の福音の中の人は、耳も聞えず、舌の回らないひとでした。つまり、聞えないから、しゃべることも出来ない、コミュニケーションがまったく不可能になっていました。

そこでイエスは、彼を奥深くから癒してやらなければなりませんでした。群集の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れ、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ(開け)」と言われたのです。その行動は、当時の治癒方法でした。

今度はわたしたちが癒してもらう番です。私たちの上にもイエスの手を置いてくださるように願いましょう。また、わたしたちもイエスの癒しと愛の行動と触れあいを隣人に伝えましょう。そのためにまず、私たちがその病気から解放されなければなりません。自由にならなければならないのです。

時として、人は自己中心的に他者に関わり、その人を傷つけてしまいます。これはいわば「強盗のような触れ方」です。これとは逆に、他者に触れることによってその人を慰めたり、癒したり、解したりすることもできます。これはいわば「癒す触れ方」です。人々はイエスに、耳と言葉が不自由な人の上に手を置いてくださるよう願います。

イエスに触れて心の目と耳が開かれていなければ、イエスの奇跡の意味、愛の深さ、広さを私たちは理解できないでしょう。イエスはそのような儀式的な動作を行う代わりに、群衆からその人を連れ出し、力強くも憐れみにあふれた行為、すなわち「触れる」という行為を彼にします。言い換えれば口先ではなく実践することです。

そして触れながら、天を仰いで「開け」と叫びました。イエスは、大勢の群衆の前で簡単な言葉を言うだけで、その人を癒せたはずです。しかしこのように行うことで、「奇跡は、人が憐れみの心を抱き、それを分かち合うときにも起こる」ということをイエスは私たちに教えようとなさったのです。

奇跡と癒しは、神の愛を理解し、苦しんでいる人と共に深く共感し、その人のうめきとひとつになったとき、起こることではないでしょうか。目があっても見えないのか、耳があっても聞えないのか、心からの回心から、理解、癒し、自由がはじまるでしょう。

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