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教会からのお知らせ

待降節第1主日の福音と勧めのことば

2021年11月28日 - サイト管理者

♰主の平和

いよいよ待降節、新しい典礼暦年がはじまりました。今年はC年、C年は「ルカによる福音書」を読んでいきます。
正義といつくしみに満ちておられる神よ、救いの訪れを信じ、解放の時を待ち望むわたしたちの心を目覚めさせてください。希望の光であるキリストを見つめて、歩み続けることができますように。(待降節第1主日の集会祈願より)

■ミサの予定は以下の通りです。いずれも10時からです。
感染防止対策の上、ご自分の地区のミサに与ってください。
また、どの教会も人数制限などの措置を行っていますので、他の教会のミサには行かれないようにお願いします。
11月
28日㊐ AB地区

12月
4日㊏ AB地区 
5日㊐ CD地区
11日㊏、12日㊐ 第2週はミサはありません。
18日㊏ CD地区 
19日㊐ AB地区
25日㊏ 主の降誕日中のミサ AB地区
26日㊐ 主の降誕日中のミサ CD地区

■京都みんなで捧げるミサ 待降節第1主日のミサの司式はユン・サンホ神父様です。

京都教区時報12月号が発行されました。印刷物は聖堂後ろに置いてありますのでお持ち帰りください。京都教区のHPでも読むことができます。

■教皇フランシスコの訪日から2年となりました。カトリック中央協議会では、教皇訪日の際の講話の朗読動画を作成、公開しています。書籍『すべてのいのちを守るため―教皇フランシスコ訪日講話集』に納められている講話を順に作成しています。下記のYoutubeチャンネルでご視聴ください。
https://www.youtube.com/channel/UCYU5ZWthxsnKUiU8Kr3nv6A

カトリック高野教会

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福音朗読 ルカによる福音書 21章25~28、34~36節

[そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]「それから、太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。
放縦や深酒や生活の煩いで、心が鈍くならないように注意しなさい。さもないと、その日が不意に罠のようにあなたがたを襲うことになる。その日は、地の表のあらゆる所に住む人々すべてに襲いかかるからである。しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈りなさい。」

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<勧めのことば> 洛北ブロック担当司祭  ユン・サンホ

待降節が始まりました。救世主である主が、降誕とともに世の中を完成するために来られるのを待ち、準備するための期間です。教会はこの時期になると、いつも終末と関連した話がなされます。

再び来る時がいつなのか分からないので、常に目を覚まして祈りなさいという言葉で私たちに準備するように警告を促しています。目覚めていると言うのは今、ここで私が何をしているのかを意識すると言う意味です。

自分のことでいっぱいの時は、聞くということが困難です。聞かないと主を知ることが出来ないですし、訓練を重ねないと行動もできません。聞くということは、言い換えると神様と私たちをつなぎ、そしてその関係を結ぶ唯一のものです。事実、主のことばに“心は燃えていても、肉体は弱い”というのがありますが、私たちの心にしみます。

福音で言われるように、放縦や深酒やお金などのわずらいで心が鈍くなってはいないか、振り返ってみましょう。そしてその時間を祈りの時間として使ってください。私たちがこの世の中の誘惑の眠りから目を覚ますためには、祈りの中で意識することです。

イエス自身も世の中の欲望と心配と悩みや苦しみに陥らないために、山に登りいつも父である神に祈られました。弟子たちが、「主よ!なぜ私たちは悪霊を追い払うことができないでしょうか」と質問した時、主は「祈りと断食をしないと出来ない」と言われました。

祈りは神様の愛であり、犠牲は隣人に対する愛であり、断食は自分に対する愛であるからです。これらを実践しないで、自分の中にある様々な誘惑の誘いを断ち切ることはできないからです。世が私を誘惑しても、みことばに従って忍耐を持って生き、主が来られる時に喜んでお迎えに行けるよう絶え間なく祈りましょう。

待つということの具体的な表現として、待降節の初めに1つのろうそくの灯がともされて、スタートしました。時間は残り少ないのです。今日からでも体と心を改め、準備すれば喜んで主人を迎えることが出来るでしょう。

今日の朗読にあるように恵みの雨は十分に降っています。わたしたちのすることは、傘を取り除くことです。待降節、それは体と心の準備期間であり、祈りの時間であり、悔い改めの時間であり愛を実践する時間であることを心に留めましょう。 

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ミサの時間

毎週 10:30~

基本的に第2、第5日曜日のミサはありません。大祝日などと重なる場合は変更があります。