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教会からのお知らせ

年間第28主日の福音と勧めのことば

2020年10月11日 - サイト管理者

信徒の皆さまへ

♰主の平和

お変わりなくお過ごしでしょうか。

10月に入り、地区別のミサが再開されましたが、まだまだ皆がミサに与ることができませんので、洛北ブロック司祭団のオンラインミサも継続してくださっています。
年間第28主日のミサが、YouTubeにアップされていますのでご覧ください。
司式はユン神父様です。
共同祈願は、各自の祈りをお捧げください。
京都洛北ブロック主日ミサ 

11日(日)は第2日曜日ですので、ミサも集会祭儀もありません。
16日(金)はC地区(松ヶ崎、修学院、山端、一乗寺 )のミサです、ミサに行かれる際には、9月27日にお送りしましたメール「10月からのミサの再開につきまして」を再度お読みになり、注意事項をお守りくださいますようお願いします。

高野教会の聖堂は聖体訪問ができるようになりましたので、感染防止対策をなさった上で、どうぞお祈りにお立ち寄りください。

カトリック高野教会

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福音朗読 マタイによる福音(マタイ22章1~14節)

(そのとき、イエスは、祭司長や民の長老たちに)たとえを用いて語られた。 「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。 王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、来ようとしなかった。 そこでまた、次のように言って、別の家来たちを使いに出した。『招いておいた人々にこう言いなさい。「食事の用意が整いました。 牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。さあ、婚宴においでください。」』 しかし、人々はそれを無視し、一人は畑に、一人は商売に出かけ、また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、殺してしまった。そこで、王は怒り、軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。そして、家来たちに言った。『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。だから、町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』そこで、家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、婚宴は客でいっぱいになった。
(王が客を見ようと入って来ると、婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。 王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。この者が黙っていると、王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」)

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<勧めのことば> 洛北ブロック担当司祭  ユン・サンホ

第一朗読は「アッシリアによるエルサレム侵略を前にして、イザヤは神の裁きをその出来事のうちに見出すようにと人々を諭します。そして後に来る「新たな時」が宴という象徴でもって示されます。
第二朗読パウロはフィリピの共同体からの贈り物を感謝の心で受け取り、牢獄の中から手紙を送ります。

福音朗読においてイエスは、王が息子の結婚を祝うために宴を催すというたとえ話を語ります。最初に招待された人々は、言い訳を言って謝りながら宴を欠席します。今日の福音では、天の国について婚宴のイメージを使ってたとえられます。まずこの婚宴に呼ばれた人達は、神と契約を結んでいたイスラエルの人を指摘しています。先に招かれた人々は、王の宴の席に連なる栄誉をも落としました。
契約された宴会は決裂しました。招待された人々たちが断ったからです。仕方がないので、新たに宴会が開かれます。家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆、招かれます。道で声をかけられて集まって来た人々は王の食卓の価値を正しく認めた人々です。しかし、その席に着くには王への敬意を表す「婚礼の礼服」を着ていなければなりません。家来は「善人も悪人も」すべての人をこの祝宴に招きました。これは救いの普遍性を現します。
 したがって「礼服」は、救いを手にするための善行ではなく、すでに与えられた救いに感謝を表すためのしるしです。「礼服」を着ていなかった人は、その婚宴が誰によって準備されたものであるかをしらなかったのです。神は町の大通りに家来を遣わして、そこを通りかかった私たちの一人ひとりに声をかけ神と自身が準備を整えた「王子の婚宴」に招いています。
私たちは、ただ食事の席に参加するのではなく、神が誰であるかを知って宴席に着かなくてはなりません。復活したイエスがもたらした救いに招かれたことを知ったわたしたちは、その招きに対する感謝と、それにふさわしく生きたいと望む希望を「婚礼の礼服」として身にまといます。
「教会」とはそのような人々が集まり、祝うための宴の場です。新しい契約を結んだ私達は、王の前で食卓を共にいたします。王が与えてくださる聖霊をまとい、受けた永遠の命をいつも感謝と賛美、喜びの心をもってごミサに参加するように改めましょう。

わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。(フィリピ 4:13)天のお招きに参加できますように…。

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ミサの時間

毎週 10:30~

基本的に第2、第5日曜日のミサはありません。大祝日などと重なる場合は変更があります。